仕上げについて

無垢の木を使ったオークヴィレッジ商品の仕上げには、主に「植物性オイル」と「漆」で塗装しています。自然由来の塗料は使い込むことで経年変化による味わいを醸し出すだけではなく、将来にわたり塗り直しや補修も可能なので、永くお使いいただくうえでも最適です。
※小さなお子様木のおもちゃに関しては、無塗装で仕上げています。

植物性オイル仕上げ

木の呼吸をさまたげず、木材の質感も損なわず、また環境に配慮した植物性オイルを使って仕上げています。
オークヴィレッジでは、亜麻仁油を主成分としたオイルを使用しており、木によく馴染み、自然の木肌そのままのしっとりとした風合いと心地よい肌触りを生み出しています。

  • ナチュラル
    木肌そのままの色の美しさを引き立てる仕上げの技法です。色のみならず、木肌そのままのしっとりとした風合いと心地よい肌触りを生み出しています。永く使い込むほどに、飴色の美しい色に経年変化していきます。
  • ブラウン
    オイルに、弁柄という鉄成分の多い土でできた鉱物を混ぜて発色させた、自然のブラウン色です。

漆仕上げ

漆とは、漆の木から採取された樹液で、縄文時代から使われてきた塗料です。
オークヴィレッジは、日本の優れた伝統・文化である「漆」を活かし、現代の生活に取り入れやすい新たな木製品造りに取り組んでいます。

  • 拭き漆塗
    漆を刷毛で木地全体に摺りこんだあと、表面の余分な漆を拭き取り、薄い塗膜を硬化させる技法です。この作業を何度も繰り返すことで、表面の仕上げが艶やかになり、木目がより鮮やかに表れます。
  • 黒色漆塗
    漆が金属分と化学反応して黒く発色する性質を用いて、黒色に仕上げる技法です。始めは黒が強いですが、時間が経つとともに色が落ち着き、木目がより際立ってきます。

無塗装

無垢の木に何も塗装をしていない状態の仕上げです。
木肌の色が生き、有害な化学物質を含まないため子どもが口にしても安心です。
オークヴィレッジでは、積木や木琴などの木のおもちゃを無塗装で仕上げています。