自然の森の形を暮らしに取り入れる「耳付きテーブル」
「耳付きテーブル」の「耳」とは、家具業界では一般的に木材の一番外側の表皮に近い部分を指します。製材前の丸太の状態では「皮」と呼び、製材後、板状になって初めて「耳」と呼ばれます。
このたび、直営店舗同様に、当オンラインショップでも「耳付きテーブル」をご用意しました。「耳付きテーブル」とは、板を数枚継ぎ合わせた一般的なテーブルの両端に耳付き材を配置したものです。耳付き材の王様である「一枚板テーブル」も荘厳で存在感がありますが、もう少しカジュアルに自然の森の形を暮らしに取り入れるなら、「耳付きテーブル」も選択肢のひとつになるでしょう。
世界に一つだけの「自然の造形」
同じ形の木がないように、耳付き材にも同じ形はひとつも存在しません。樹木は育つ場所を選べませんので、傾斜地や日当たりの良し悪しに関わらず、芽吹いたところに根を張り、生長します。風雪に耐え、太陽の光を求めて上へ上へ伸びる樹木はその樹皮に様々な表情を刻みます。耳付きテーブルは樹木が森に立っていた時の形をそのまま残しているため、その姿に思いを馳せるのもよいかもしれません。
思わず撫でたくなる「ゆらぎ」
耳付きテーブルに目を止めたお客様は一様に耳付き部分を撫でられます。柔らかく均一に描かれた曲線や、すっきりとした直線のテーブルも素晴らしいですが、耳付きテーブルには独自のリズムがあります。手で触るとそのリズムを肌で感じることができるのです。
こちらの商品は、素材の個性を最大限に活かした1点もののため、材の個性が強い傾向にあります。
これらの天然素材ならではの個性を、木本来の味わいとしてご理解いただければ幸いです。
自由が丘店展示のテーブル詳細(節の貫通穴あり)
※木目や色合い、色の濃淡や節などの理由による返品・交換は致しかねますので、予めご理解いただけますようお願いいたします。
工房からのコメント
森の聲に耳を澄ますテーブル
美しく成形された木製品にも、美しい木目、断面から見る年輪や小さな節など様々な表情があります。
そんな中でも耳付きテーブルほど、森の形をそのまま残したものはないでしょう。もしかするとその場所をリスが駆け登ったり、野鳥が羽を休めたかもしれません。耳付きテーブルのそばで、森の声に耳を傾けてみませんか?
脚の構造について
テーブルの脚は「
Mori:toテーブル」と同様に、全て木でできたオークヴィレッジの組み立て式です。また、最小限の部材による構造で「すっきりとした脚まわり」を実現しました。
蟻桟などの木組みの工法はそのままに、組み立てはネジ式の脚を回し入れるだけで工具も必要ない「簡単な組み立て」が特徴です。
ネジ式という新たな工法と、現代の暮らしにあわせた設計。そして軽やかさの中に上品さをまとった意匠。
≪WEB限定》耳付きテーブル購入特典
耳付き節ありテーブルをご購入いただくと、新作テーブルウェア「森のしずくのコースター」4枚をプレゼントいたします。
※コースターの樹種は選択いただけません。
(弊社のおまかせとなります。)