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大人も憧れる木のおもちゃ、木馬。 オークヴィレッジの定番品である木馬が、このたび、レトロな雰囲気の気品ある木馬に生まれ変わりました。 オークヴィレッジの秋の新作「Mokuba(木馬)」を、オークヴィレッジスタッフの4家族が使ってみました。
昔からある木製玩具の一つ、木馬は、私が子供の頃、一度は乗ってみたいと思いながらも乗る機会のなかった憧れの乗り物です。木馬ではありませんが、公園にあるスプリング遊具が好きでいつも遊んでいたのを覚えています。体重をかける事で前後に揺れる動きが楽しくて、時間を忘れて夢中になって乗っていました。
秋晴れが続いたある日、飛騨高山の工房から、「Mokuba(木馬)」が東京の我が家に届きました。段ボールを開けると、まず見た事がない大きさの玩具に、2歳になる息子は大興奮。最初は自分で乗る事が出来ず、抱きかかえて乗せないと乗れなかった木馬。揺らし始めると顔色が一変。怖がり、不安げな表情に。まだ早かったかな?と思っていましたが、次の日になるとどうやら木馬が気になる様子。木馬のまわりをぐるぐるそわそわ、乗せてくれのアピールです。
今では、朝起きると必ず自分から木馬に乗り、転倒しない様に設計してあるストッパー部分まで、めいっぱい揺らして得意げな表情で乗りこなしています。ゆらゆらと前後に揺れる動きは、いつの時代も子どもの心を夢中にさせるようです。遊具として子どもが使うものですが、使っていないときはインテリアとしても様になり、我が家にまたひとつお気に入りの風景が増えました。
流れるような曲線美は、子どものおもちゃとしてだけではなく、インテリアとしても心温まる家族の風景に安らぎを与えます。また、無垢材のなんともいえないやさしさが、家族の貴重な時間に温かみと癒しをもたらせてくれます。我が家の子どもはまるで椅子のように使ったり、揺られながらお気に入りのアニメ番組をみたり、またひとつ子どもにとってのお気に入りの場所が増えました。
赤ちゃんをあやす揺りかごに始まり、ブランコにハンモック、ロッキングチェアー、そして木馬など、揺れるモノは数多くありますが、それらを取り巻くイメージは、いつも“安らぎ”といってよいかもしれません。揺れることで、安心感を得たり、はたまた眠気に誘われることも。どういう訳か、人はやさしく揺らされると、心地よくなる生き物のようです。
もっとも子どもの場合は、回転だのジャンプだのと、すぐにアクロバットな動きを求めて、安らぎとは間逆の方向にいってしまいがちですが、ブランコにせよ、このMokubaにせよ、初めて乗りそっと揺らした時の、嬉しそうな心地よさそうな、何とも言い難い子どもの表情は忘れられません。恐らく、本能に訴えかける何かがあるのでしょう。
部屋の隅に置いていると、その前を通るたびに、ちょっと乗ってはゆらゆら・・・。仕事から帰宅して、今日あった事を話してくれる時も、乗ってゆらゆら・・・。意識しているのか無意識なのかはわかりませんが、とにかく落ち着くようです。
Mokubaはそこそこ大きな玩具ですが、使っていないときもその気品のある意匠により、インテリアとしても価値あるものです。玩具というカテゴリーを越えた一品ではないかと、自信を持って送り出したいと思います。
見た目にやさしく、手触り豊かな木のおもちゃを子どもに使ってほしいと願う親御さんは多いと思います。夫婦ともに無垢の木を扱う仕事をしている我が家でも、2人の娘の身のまわりにはいつも木のおもちゃがある生活をしてきました。
過去に甥っ子にプレゼントした旧タイプの木馬が代々使い継がれ、現在は実家のインテリアになっているのですが、我が家の長女も実家に帰省するたびにその木馬でよく遊んでいました。
今回、リニューアルしたMokubaを見た長女は「かっこよくなったねぇ!」と言いながら、真っ先に飛び乗っていました。5歳になったばかりですが、長身で体格がいいほうなので、足掛けに足を乗せると少し窮屈そうですが、ロッカー部に足を乗せて楽しそうに揺れています。そして5ヵ月の次女にもその楽しさを伝えようと一緒に挑戦してみます。わきの下をしっかり支えて、少しだけゆらゆら…あら、嬉しそう!
Mokubaは乗るだけでなく、ごっこ遊びが大好きな娘たちの遊び仲間としても活躍しそうです。保育園ごっこでは園児バスに早変わり。あくる日はドーナツやさんの店舗になっていました。使い続けるうちにさまざまな遊びの中に登場し、遊びの世界がどんどん広がりそうです。旧タイプの木馬より軽くなったので、自分で好きなところに持ち運んで使えるのもいいようです。