オークヴィレッジのモノ造り3
匠の技術と自然塗料による仕上げ

無垢の木の持つ美しさと耐久性を最大限に引き出し、永く愛着をもって使い続けられるものをお届けするために、伝統工法である「木組み」と自然塗料による仕上げにこだわっています。

技術

「木組み」には、木という素材の特性を理解し、用途に応じた工法を用いるため、高度な加工技術が必要不可欠です。
その工法は、日本人が昔から培ってきた伝統的なものですが、私たちはより進化させ、現代の家具や木工品の構造や用途に合った技術の開発をしています。

蟻桟(ありざん)

「板」という字から読み取れるように、木は反る性質を持っています。それを防ぐため、テーブルなどの天板などには、反りを防ぐために「蟻桟」と呼ばれる加工を施しています。天板裏に台形の溝を掘り、その溝に蟻桟を送り込みます。板が伸縮しても、天板が蟻桟を滑ることにより、伸び縮みは許容しつつ、割れることなく反りを防ぎます。 

この加工は、手前から奥に向けて微妙な幅の差をつけ、音を聞きながら叩き込むもので、匠の技と勘が求められます。

框組(かまちぐみ)

食器棚やサイドボードなどの箱物に利用される工法。
柱状の構造材(框)をほぞ組みによって組上げます。框組は木の伸縮や反りによる狂いの影響が少ない優れた工法です。

ほぞ組み

「ほぞ穴」を「ほぞ」に差し込み、材を接合する工法で、木造建築にも使われている、最も一般的な木組みの技術です。強固な接合ができ、材のねじれなどを防ぐ効果があります。

オークヴィレジでは、テーブルの脚と天板の接続などの強度を求める箇所には、より正確な加工精度を要する「二枚ほぞ」という仕口技術を用いています。

 

かんざし

木材はストローを束ねたような構造をしているので、木口(ストローの先端部分)同士を接合する場合、強固に接合することができません。

そこでかんざしを用いて、接合する部分に橋渡しをする部材を追加し、接合面積を増やすことで強度を増しています。

 

仕上げ

無垢材を使ったオークヴィレッジ商品の仕上げには、主に「漆」または「植物性オイル」を使用しています。
どちらも環境に配慮した塗料で、木や植物の生長とともに繰り返し得ることができます。塗り直しや補修も可能なので、永く使う木製品には特にふさわしい仕上げです。

漆仕上げ

漆とは、漆の木から採取された樹液で、縄文時代から使われてきた塗料です。
オークヴィレッジは、日本の優れた伝統・文化である「漆」を生かし、 現代の生活に取り入れやすい新たな木製品造りに取り組んでいます。
拭き漆で仕上げた木製食器などが代表的な例です。

拭き漆とは、漆を刷毛で木地全体に摺りこんだあと、表面の余分な漆を拭き取り、薄い塗膜を硬化させる技法です。この作業を何度も繰り返すことで、表面の仕上げが艶やかになり、木目がより鮮やかに表れます。

植物性オイル仕上げ

木の呼吸をさまたげず、木材の質感も損なわず、また環境に配慮したな植物性オイルを使って仕上げています。

オークヴィレッジでは、亜麻仁油を主成分としたオイルを使用しており、木によく馴染み、自然の木肌そのままのしっとりとした風合いと心地よい肌触りを生み出しています。直物性オイル仕上げの木製品は永く使い込むほどに、飴色の美しい色に経年変化していきます。

無塗装仕上げ

色・香り・木目・重さなど、木の個性は様々です。 木の個性をそのまま感じてほしい、という想いとともに、特に小さなお子さまが口に運ぶこともあるおもちゃでは無塗装で仕上げています。